まずは形から~3つの実践~

日本人が失った「道」を楽しむと決めた。

それが、自分を成長させ、人生を充実させてくれるからだ。

困難な時代でもしっかりと生きていくことができる自分づくりに、楽しみながら挑戦しよう。

人間が成長するためには、まず学ぶこと。

そして、気づいたことを実践すること。

最後に、自分の行動を反省することの3つが必要だ。

このなかで最も注意が必要なことは、「反省」である。

国民教育の父と言われる森信三先生は、

『人間は、道すなわち教えというものに出会わないことには、容易に自分を反省するようにはならないものです』と言われている。(『修身教授録』より)

また、何ごとも継続するためには「ルーティーン」にすることがポイントのようだ。

そこで、つぎの3つを実践する「形」をつくることにした。

1.先人の知恵を学ぶ習慣化

2.学びの実践、チェック

3.反省

そのために、日記のように記入できるノートを準備した。

名付けて「為己(いき)ノート」。

論語に、つぎのような言葉があるところからこの名前をつけた。

『子曰わく、古の学者は己の為にし、今の学者は人の為にす。』

(昔は、自分を成長させるために学んだものだが、今の人は、人に知られるために学んでいる)

自分が学ぶ際の、戒めとしたい。