古典に学ぶ人間学

人間の成長とは、「私」と「公」を統合すること

子貢問いて曰わく、賜や何如。 子曰わく、汝は器なり。 曰わく、何の器ぞや。 曰わく、瑚璉なり。 (『論語』公冶長篇より) 弟子の子貢がたずねた。 先生、私はどのような人物でしょうか。 先生(孔子)が答えた。 お前は、器だ […]

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純粋な心の大切さ

今日、部屋の掃除をしながら昔のCDを聞いていた。 水前寺清子の懐かしい、元気な歌声。 彼女の歌を「人生の応援歌」だと人は言う。 聴いていると、恥ずかしいことに涙が溢れてきた。 あまりにも苦しいことが長く続きすぎたからだろ […]

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まずは形から~3つの実践~

日本人が失った「道」を楽しむと決めた。 それが、自分を成長させ、人生を充実させてくれるからだ。 困難な時代でもしっかりと生きていくことができる自分づくりに、楽しみながら挑戦しよう。 人間が成長するためには、まず学ぶこと。 […]

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【人間学と経営】「経営の5S」競争を

『子曰わく、君子は争う所無し。必ずや射か。 揖譲(ゆうじょう)して升(のぼ)り下り、而して飲ましむ。其の争いや君子なり。』 (解釈)先生が言われた。君子は、争わない。争うのは、ただ礼射ぐらいであろうか。互いに会釈して上り […]

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反省力が心を整える

子曰わく、賢を見ては斉しからんことを思い 不賢を見ては、内に自ら省みるなり。(『論語』里仁篇より) 先生が言われた。才徳すぐれた人に出会ったときは自分もそのようになりたいと思い、才徳劣った人に会ったときは自分はどうかと反 […]

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反省するには

曽子曰く、吾日に我が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか。朋友と交わりて信ならざるか。習わざるを伝うるか。 自分は、何を大切にしているだろうか。大切にしていることを、今日一日、実行できただろうか。個人でも、企業でも一緒 […]

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難しいことより原理原則を

私は、どうも難しいことが苦手だ。なので、研修でも、同じことを繰り返し伝えている。 そうやって、基礎、土台がしっかりとできてくればあとは、本人の努力で道は開けてくるのだと思う。 『君子は本を務む。本立ちて道生ず。孝悌なる者 […]

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時に之を習う

子曰わく、学びて時に之を習う、亦説ばしからずや。朋遠方より来る有り、亦楽しからずや。人知らずして慍みず、亦君子ならずや。 学びを習慣化している人にはかないません。何より、学んだことを、事あるごとに生かし実践する人はどこま […]

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